1.摂取するタイミング
ダイエットの効果を期待して、プロテインを摂取するならどのタイミングを狙えば良いのでしょう。
①起床後に摂取
・朝食に置き換える
朝食を抜く方、ご飯を食べる時間がない方は朝食をプロテインに置き換えるとかなりダイエット効果が期待できます。
なぜなら起床後は栄養素が欠乏している状態なので、ここに身体を作るもととなるプロテイン=タンパク質を摂取すると効率よく吸収されます。
②就寝前に摂取
◯成長ホルモンを活性化
夜寝てる間に成長ホルモンを活性化させるために、就寝1時間前にプロテインを摂取します。
寝てる間に筋肉や肌や髪といったタンパク質をもとに形成する、組織の修復を手伝う効果が得られます。
③運動後に摂取
◯筋肉を増強する
運動後は筋肉が破壊されている状態なので、運動後30分以内にプロテインを摂取します。
筋肉を増強させると、それだけ脂肪の燃焼を促すことができます。
2. プロテインダイエットに関するQ&A
プロテインダイエットに関する疑問を3つ解決していきます。
【疑問】どのくらいの量を飲めばいい?
1日1〜3杯までが目安です。
そんなに激しい運動をする生活を送っていなければ体重1kgあたり1gの摂取が適切です。
体重50kgの人なら1日50gまで、計算しやすいですね。
ほとんどの市販のプロテインは大さじ1杯10gに対して、割る液体を100mlで計算してるので1杯20g(200ml)を最大1日3回まで摂取できます。
割る液体は、水・牛乳・豆乳・ジュースと人それぞれですが、女性におすすめなのが豆乳です。
水はカロリーが低いけど味がいまいちで、牛乳やジュースは味がいいけどカロリーは高くなります。
豆乳は牛乳よりも、カロリーが抑えられるけど味は飲みやすく、イソフラボンという女性ホルモンに良い影響を与える成分が含まれています。
【疑問】どのプロテインを選べばいい?
市販のプロテインにはホエイプロテイン・カゼインプロテイン・ソイプロテインの3種類あります。それぞれの目的にあった選び方をしましょう。
・ホエイプロテイン
原材料は牛乳からできています。
吸収が速いのが特徴です。運動直後に飲むと効率よく筋肉に変わります。
・カゼインプロテイン
こちらも原材料は牛乳です。
ホエイプロテインの逆で、吸収はゆっくり行われます。
吸収に時間がかかるので、摂取するタイミングは就寝前や間食、夜の一食置き換えにおすすめです。
そうすると腹持ちが良くなり、余計な摂取カロリーを増やさずに済みます。
ダイエット目的ならカゼインプロテインを選べば間違いありません。
・ソイプロテイン
名前の通り、原材料は大豆です。
乳製品でお腹を壊してしまう心配があるひとにぴったりです。
またカゼインプロテインとおなじく、吸収に時間がかかるので摂取するタイミングは就寝前や間食、夜の一食置き換えにおすすめです。
また牛乳より脂質も低いので、血中脂質や体脂肪率が気になる方で、なおかつダイエット目的ならソイプロテインを選ぶべきです。
豆乳で割って飲むなら相性もいいですよね。
【疑問】プロテインって太らないの?
結論は、正しい量を飲めば太りません。
正しい量とは、総摂取カロリーを超えない量です。
またプロテインとはつまり、タンパク質のことですよね。
三大栄養素のなかでもっとも脂肪になりにくい栄養素がタンパク質なのです。
ご飯(炭水化物)とお肉(脂質)、プロテイン(タンパク質)と並べて考えるとイメージしやすいですよね。
もちろんプロテインにもカロリーは存在するので、普段の食事に追加で摂取し続けると太る可能性もあります。
しかし一食をプロテインに置き換える、間食しそうになったらプロテインにする、と総摂取カロリーの範囲で飲めば太る心配はありません。
最後に
健康的な美しい痩せ方ができるよう、プロテインをライフスタイルに合わせてぜひ取り入れてみてください。